オフィス緑化が業務効率をアップさせる?オフィスにおすすめの観葉植物をご紹介

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2019年06月06日 配信
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オフィス緑化が業務効率をアップさせる?オフィスにおすすめの観葉植物をご紹介

オフィス緑化が業務効率をアップさせる?オフィスにおすすめの観葉植物をご紹介
オフィス環境改善・施設管理

近年のさまざまな研究により、植物にはストレスを軽減させる効果や、モチベーションや業務効率をアップさせる効果のあることが判明しています。これらの効果をストレスマネジメントに活用するために、オフィス内に植物を配置する企業が業種・規模を問わず増えています。今回は、植物が人と空間に与える効果やメリット、近年注目されているオフィス緑化サービス「COMORE BIZ(コモレビズ)」についてご紹介します。

オフィス緑化がもたらす効果と役割

ここでは、植物が人と空間に与えるさまざまな効果をご紹介します。これらの効果を、ストレスマネジメントなどにも活用することも可能です。

1.ストレスを減少させる

植物が視界に入る環境では、精神の安定を示す脳波の「アルファ波」が増幅すると言われています。またアルファ波の増幅によって心拍数の安定や、筋肉の緊張が緩和されることも判明しています。これらの心理的・生理的な作用から、植物にはストレスを減少させる効果があるとされています。

なお、植物は「見る」ことに加え、「育てる」ことにも意味があります。千葉大学がまとめた実験結果によると、被験者を「植物を鑑賞するだけ」と「育てて鑑賞する」のグループに分けアルファ波を比較したところ、後者の方がより大きく増幅することがわかりました。もちろん、植物の鑑賞だけでもアルファ波は増幅しますが、せっかくならば長い時間を過ごす職場のデスクに植物を置き、世話をすることもおすすめです。

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2.従業員の幸福度を高める

イギリスのエクセター大学が公表した研究結果では、植物があるオフィスで働く従業員の幸福度は、植物がないオフィスの従業員に比べて47%向上するとされています。近年、企業で重視されているメンタルヘルス対策の観点においても、オフィスに植物を設置することの有効性がわかる結果だと言えます。

またアメリカのテキサスA&M大学は、植物をオフィスに設置するだけで、従業員の問題解決力や認知能力が著しく向上することを発見しています。植物によるリラックス効果が、従業員のパフォーマンスを高め、結果的に企業全体の生産性を底上げするのです。

3.視覚疲労を緩和させる

植物にはパソコン作業などによる、目の疲れを和らげる効果があるとされています。よってデスクなどの身近な場所に植物を置き、目の疲労を感じた時にしばらく鑑賞することがおすすめです。また植物には、水蒸気を放出する蒸散作用があります。乾燥しがちなオフィスの湿度調整を果たすため、ドライアイの軽減効果も期待できます。

4.天然の空気清浄機能

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NASA(アメリカ航空宇宙局)による実験で、植物には空気中の有害物質(ホルムアルデヒド、アセトン、キシレンなど)を吸着・分解する力があることが発見されています。植物による空気清浄効果で、シックハウス症候群などの抑制が期待できます。

また、すべての植物はマイナスイオンを発生させます。人の心身に良い影響を与えるマイナスイオンは、自然界では森林や滝などで多く発生するものです。植物をオフィスに設置すれば、自然界の環境に一歩近づくことができると言えます。

オフィス用デスクに適した観葉植物の特徴

オフィス用デスクに適した観葉植物の特徴をご紹介します。限られたスペースにおいて、いかに手間をかけず育てることができるかがポイントです。

葉が落ちにくい品種

植物には少し触れただけで、葉がぽろぽろと落ちてしまう品種があります。そのような植物はデスク周辺が散らかる原因となるため、できるだけ葉が大きく、落ちにくい品種を選びましょう。一般的にベンジャミンやドラセナ、ガジュマルなどの品種は葉が落ちやすいとされています。

水やりが最小限で済む

仕事が忙しくなると、毎日の水やりが負担になることも考えられます。できるだけ乾燥に強く、水やりの手間が少ない品種を選ぶことがおすすめです。なお、多肉植物やサボテンなどの品種は、乾燥には強い一方、根腐れを起こしやすいという特徴があります。過度な水やりが原因で枯れてしまう品種があることも覚えておきましょう。

成長が遅い・大きくなりにくい

デスク上のスペースには限りがあるため、大きいサイズの植物は不向きと言えます。よって成長速度が遅い品種や、成長しても大きくなりにくい品種を選びましょう。手入れのしやすさと共に、どのように育つのかも考慮して選ぶようにしましょう。

日陰でも育ちやすい

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植物の生長に「光」は欠かせません。品種によって必要な明るさこそ変わるものの、オフィス内の蛍光灯であれば“日陰”と同レベルになります。逆をいうと、日陰と同程度の明るさで育つ品種であれば、どれをデスクに置いても成長するといえます。デスクは日の差す窓際にあるとは限らないため、日陰でも育つ耐影性の品種を選ぶことが理想です。

初心者でも育てやすい小型観葉植物

ここでは丈夫で枯れにくく、初心者でも育てやすい小型観葉植物をご紹介します。

アロエ

そのスタイリッシュな雰囲気から、性別を問わず人気の高い代表的な観葉植物です。水をあまり必要としない・乾燥に強い・日陰でも育つ・成長が緩やかと、先述した条件のほとんどを満たします。

サンスベリア・ハニー

色鮮やかなグリーンの葉が放射線状に広がる小型品種です。乾燥に強く、空気清浄力に優れているため、オフィス向きだと言えるでしょう。また金運を向上させる開運植物としても知られており、仕事の“ゲンを担ぐ”という意味で置くのもユニークです。

テーブルヤシ

中南米が原産のヤシ科植物です。“テーブル”の名前にあるように小さく、可愛らしい見た目の観葉植物です。色鮮やかなグリーンと、羽のような葉が揺れる姿に癒やされると人気です。また、すずらんのような小さい花を咲かせる品種でもあり、「いつ咲くのかな?」と世話をする楽しさも味わえます。

最先端のオフィス緑化サービス「コモレビズ」とは?

観葉植物にはさまざまな効果が期待できますが、ただ単純に気に入った植物をオフィスに置けば良いというわけではありません。というのも、植物の種類や量によっては、ストレス軽減などの思ったような効果を得ることができない場合があるためです。

その点も踏まえ、“オフィスの緑化”は、空間デザイン・設計のプロフェッショナルに相談するのが1番です。代表的なサービスとして、パソナ日本総務部のオフィス緑化サービス「コモレビズ」があります。

コモレビズ」では、ストレスと緑視率(人の視界に占める緑の割合・多さを示す指標)の関係性を研究し、オフィスに最適な植物の種類や量を、科学的なエビデンスに基づいて設計します。また、デザインと機能性にこだわった植物や、オリジナルのプランターも提案します。

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