当社と豊田中央研究所、トヨタ自動車未来創生センターらとの共同研究が
国際的学術雑誌「Building and Environment」に掲載されました

当社と株式会社豊田中央研究所、トヨタ自動車未来創生センターらとの共同研究論文「Subjective mapping of indoor plants based on leaf shape measurements to select suitable plants for indoor landscapes(室内景観に適した植物選びのための葉の形状測定に基づく主観的マッピング)」が国際的学術雑誌「Building and Environment」 に掲載されました。
当社は、豊田中央研究所、トヨタ自動車未来創生センターと、人が心身ともに健康に過ごせる“Well-being”な空間作りを目指し、植物と共生するバイオフィリックデザイン空間が人間にもたらす効果について、科学的な解明を目指す共同研究を2019年5月から開始。昨年2024年4月には、植物と共生する空間が人間にもたらす効果について、植物の葉の形状によって様々な効果が期待される植物分類システムについて共同特許を取得いたしました。
そしてこの度、共同研究に関する論文が、建築環境工学・建築環境分野で世界的に高い評価をもつ権威ある学術雑誌「Building and Environment」にて掲載されました。同誌は、建築科学、都市物理学、および室内・屋外の人工環境との人間相互作用に関するオリジナル研究論文、包括的なレビュー記事、編集記事、および短報を掲載する国際学術誌であり、革新的な先端技術と知識に焦点を当て、測定と分析により厳格に検証された研究成果のみが掲載されます。
当社は、今後も、豊田中央研究所、トヨタ自動車未来創生センターと共に、科学的基盤に基づいた最先端の研究と実践を積み重ねることで、ウェルビーイングな社会の実現を目指してまいります。
概要
- 論文タイトル
- Subjective Mapping of Indoor Plants Based on Leaf Shape Measurements to SelectSuitable Plants for Indoor Landscapes
- 著者
- Tokuhiro, K., Sugimoto, H., Ikeuchi, A., Tsujie, T., Wada, E., Muramatsu, M., Ohto, C.
- 掲載誌
- Building and Environment
- 掲載日
- 2025年5月15日
- 概要
- 観葉植物40種を対象に、印象を基にした葉の物理的形状を測定した主観的な植物マップを作成。 小さな葉を持つ植物がリラックス感を与えることが示唆され専門家と一般の参加者を対象としたアンケート調査からもその傾向が確認されました。