ENEOSホールディングス株式会社/コワーキングスペース

バイオフィリックデザイン『COMORE BIZ(コモレビズ)』の導入事例
【ENEOSホールディングス株式会社/コワーキングスペース】

ENEOSホールディングス株式会社

『オフィス改革プロジェクト』の一環として会議室に導入し、コワーキングスペースにリニューアル。

エネルギー
バイオフィリックデザイン『COMORE BIZ(コモレビズ)』の導入事例
名称
ENEOSホールディングス株式会社/コワーキングスペース
導入先住所
東京都千代田区大手町1-1-2
ホームページ
https://www.eneos.co.jp/

バイオフィリックデザイン『COMORE BIZ(コモレビズ)』

コモレビズ

自然と触れ合うと人間が本能的にやすらげる「バイオフィリア理論」に基づいた空間づくりを行う、独自のソリューションです。植物や自然音を取り入れたバイオフィリックデザインを提供することで、働く人々のストレスを軽減し、従業員と企業のウェルビーイング向上に貢献します。

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オフィスの在り方が変化している昨今、新たな空間活用を考える『オフィス改革プロジェクト』を推進しているENEOSホールディングス株式会社。その取り組みの一環として、会議室にCOMORE BIZ(コモレビズ)を導入し、コワーキングスペースにリニューアルしました。プロジェクト内容をはじめ、コモレビズを採用した決め手などを総務部長の佐藤由理氏と総務部 管財グループ担当マネージャーの馬場正樹氏にお伺いしました。

貴社の事業概要を教えてください。

佐藤氏 石油、電力、石炭など多岐に渡るエネルギー資源の調達から精製、生産、物流、販売などを担っています。昨今では、水素、風力、太陽光などの環境に配慮した再生可能エネルギーの開発、普及にも力を入れています。
低炭素社会の推進を目指し、全国46カ所に水素ステーションを開所し運営しております。安心で安全なエネルギーの安定供給を目指すとともに、新たな価値創造や社会のニーズへの対応にも取り組んでおります。

コモレビズ導入の背景となったオフィス改革プロジェクトの取り組みや採用の決め手を教えてください。

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佐藤 由理 氏
総務部長

佐藤氏 オフィス改革プロジェクトは今後のオフィスはどうあるべきかを考え、次世代オフィスを模索していくプロジェクトで、2019年から発足しました。しかし、いざ、改造工事に着手しようとしたタイミングでコロナ禍の影響を受け、プロジェクトの方向性を変更せざるを得なくなりました。
そこで、目を付けたのが出社率の低下による余剰スペースの有効活用であり、馬場が所属するグループに「余剰スペースで何かおもしろいことができないか」と依頼をしたのです。


馬場氏 当社の事業はこれまでエネルギー製品を安全かつ、いかに効率良く供給するかが最大のミッションでしたが、今後はそれに加え、創造性のある新規事業の展開が必須です。これは社会全体の流れでもありますが、当社もイノベーションを生み出す働き方が求められており、それをオフィスから促進するような空間整備に取り組みました。
以前のオフィスは、島型レイアウトで緑もほとんどなく、とにかく機能性を重視しておりました。そのため少々、窮屈な印象があり、創造性が育まれるような自由な空間とはなかなか言い難いものでした。
そこで、アイデアを出したいとき、集中したいとき、リラックスしたいときなどABWを取り入れたオフィスを目指し、様々なサービスをリサーチする中で目を惹いたのがコモレビズです。緑視率によるストレス軽減効果や生産性の向上、ハイレゾ自然音やアロマによるリラックス効果が期待できるなど、我々が求める要素がすべて網羅されていました。

採用の決め手になったのは、専門機関や大手企業と共同研究を行い、信頼できるデータを蓄積しているところです。実証実験による科学的な分析は納得度が高く、我々の知らない分野でもあったので、健康経営の推進が加速するであろう今後を見据えて学びたい気持ちもありました。コモレビズを体感できる施設に見学へ行った際、「居心地が良い」と肌感覚で理解できたことも決め手のひとつです。

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佐藤氏 馬場からコモレビズのサービスを提案され、率直におもしろいと感じました。人間が緑を見て癒されて、自然の中でリラックスできるということは、様々なメディアで研究されているのを知っていたので、自社で実際に実験をしてみたいと考えたのです。
コモレビズでも実証実験により結果が出ていますが、当社の従業員がどれだけ効果を得られるかを次世代のオフィスづくりに向けて知りたかったため、導入を決意しました。

導入した場所とこだわった点は?

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馬場 正樹 氏
総務部 管財グループ
担当マネージャー

馬場氏 導入したのはテレワークが進み遊休空間となっていた会議室です。数室ある会議室の1室にコモレビズを採用してコワーキングスペースにリニューアルしました。
こだわった点としては、重厚感のある会議室の什器をそのまま活用しながら、緑視率を設計したことです。狙いとしては、社内の中でも高級感のある会議室内にコモレビズを採用することで、より印象的な空間をつくると同時に、従業員に対してもアピールをしていきたいと考えました。
中央に配置されている大型テーブルの真ん中に植物を配置し、ハイレゾ自然音による鳥のさえずりと、集中力と抗ウイルス効果が期待できるアロマも採用しています。 我々が進めているプロジェクトは、ただ単に「オフィスがキレイになった」では、経営層に対して説明がつきません。費用対効果として生産性や創造性の向上が目的ですので、担当者から提案されたコモレビズのコンセプトに沿った相乗効果が期待できるバイオフィリックデザイン設計をできるだけ多く取り入れようと決めました。

佐藤氏 先程、申し上げたように実験的要素もありましたので、効果が最大化できる条件での導入は賛成でした。とはいえ、遊休空間に余計な費用をかける余裕はありませんから、コモレビズの担当者によるエビデンスの見える化や他社の導入事例など納得できる説明を受け、従業員のWell-being(ウェルビーイング)が確実に高まる仕掛けであると判断して採用に至りました。

導入後の率直な感想と今後、従業員にどのように活用してほしいかを教えてください。

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馬場氏 部屋に入った瞬間に、植物の緑、鳥のさえずり、アロマの香りという視覚、聴覚、嗅覚に訴えかけてくれる仕掛けはインパクトがあり満足しています。リラックスできる空間でありながら、個人的には香りによってスイッチが入る感覚を味わえるのが魅力ですね。
執務室や在宅勤務とは異なり、この部屋であれば、よりクリエイティブな作業に取り組めるのではと感じています。

佐藤氏 働く場所を自ら選べる時代の中で、会社に来る意味をもたらす空間だと感じています。会社は創造と団結が生まれる場所であることが理想ですが、バイオフィリックデザインにより新たなアイデアが生まれたり、従業員同士がリラックスしながら雑談することで団結力が生まれたりするのではと期待しています。

コモレビズに対する期待や要望はありますか?

佐藤氏 今回導入したコモレビズが、自社の測定効果を通して良い傾向が見えてきたら、執務室をはじめ、他のスペースでも展開していきたいです。ほかにも、導入した企業の効果や事例などもいろいろと教えていただきたいですし、それぞれの職種にとって効果的なグリーンや音の種類など、より詳細なエビデンスが確立されたらアップデート提案をいただけると嬉しいですね。

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※本事例に記載の情報は初掲載時(2022年2月)のものです。

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