3DCGの基本的な制作方法・依頼先を選ぶ際のポイントをご紹介

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2025年08月29日 配信
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3DCGの基本的な制作方法・依頼先を選ぶ際のポイントをご紹介

3DCGの基本的な制作方法・依頼先を選ぶ際のポイントをご紹介
マーケティング,DX

3DCGは、建築や製品デザイン、プロモーションなど幅広い分野で活用される映像表現技術です。高品質な3DCGを社内だけで制作するには専門知識や多くの工数が必要で、担当者の負担が大きくなることも少なくありません。そこで注目されているのが、3DCG制作を専門会社に依頼する方法です。

今回は、3DCGの基礎や制作の流れ、依頼先を選ぶ際のチェックポイントなどをご紹介します。制作の効率化や成果物の質向上を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

3DCGとは

3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)とは、コンピュータ上で立体的な形状や空間を表現する技術です。建築分野においては、2次元の設計図面を3D化することで、建物や空間のイメージをよりリアルに可視化できるようになります。これにより、パース画像や3DPDFを用いた説得力のある提案が可能になります。

さらに、3Dデータを活用することで、災害時の被害想定や避難経路の検証など、より詳細なシミュレーションが行えるようになり、防災計画やBCP(事業継続計画)の策定にも大きく貢献します。

3DCGの基本的な制作方法

3DCGの基本的な制作方法 パソコンCreativity画面

建築や製品デザイン、アニメーションなど、さまざまな分野で活用されている3DCGは、目的に応じて制作手法も異なります。とはいえ、多くの3DCG制作に共通する基本的な工程があります。
ここでは、その一般的な制作フローをご紹介します。

制作対象建物の2次元図面を準備する

3DCG制作の最初のステップは、対象となる建物の2次元図面(平面図・立面図・断面図など)を準備することです。これらの図面は、建物の構造や寸法、配置などを正確に把握するための基礎資料となります。正確な図面があれば、3Dモデル化の工程で無理や無駄のない作業が可能となり、完成イメージの精度も向上します。

室内に必要な備品を確定する(机、椅子、その物品)

室内空間をリアルに再現するためには、使用目的に応じて必要な備品を事前に洗い出しておくことが重要です。机や椅子、収納棚、機器類など、空間ごとにどのような家具や物品が必要かを整理し、配置位置も含めて計画しましょう。その際、実際に使用する製品の寸法情報や参考写真を用意しておくと、モデリング時により現実に即した3D表現が可能となり、完成後のイメージ精度も高まります。

図面に基づき建物の形状の3Dモデルを作成する

準備した2次元図面をもとに、建物全体の形状を3D空間上で立体的に再現していきます。壁や床、天井、窓、扉といった基本構造を、図面に記載された寸法に従って正確にモデリングすることが重要です。この段階では、建物全体の骨格となる部分を中心に作成し、後の詳細な仕上げや備品配置のための土台を整えます。
正確なモデリングは、完成イメージの信頼性や後工程の効率に大きく影響するため、図面の読み取りと反映を丁寧に行うことが求められます。

必要な備品モデリングを行う

建物の形状モデルが完成したら、次に室内に配置する備品のモデリングを行います。机や椅子、棚、機器類など、事前に選定した物品をもとに、それぞれのサイズや形状を再現して立体モデルを作成していきます。

建物と備品を組み合わせ3DCGを完成させる

建物の形状モデルと備品のモデリングが完了したら、両者を3D空間上で統合し、最終的な3DCGを完成させます。備品を実際の使用環境や動線を意識して配置することで、よりリアルで説得力のある空間表現が可能となります。

レンダリングでパース画像を書き出す

3DCGモデルが完成したら、次にレンダリングを行いパース画像を作成します。レンダリングとは、3Dモデルに光や影、素材の質感を計算してリアルな画像を生成する工程です。これにより、設計図だけでは伝わりにくい立体感や空間の雰囲気を視覚的にわかりやすく表現できます。

3DPDFなどの一般的な3Dデータで書き出す

完成した3DCGモデルは、3DPDFやOBJ、FBXなどの一般的な3Dデータ形式で書き出します。3DPDFは、専用ソフトがなくてもパソコン上で3Dモデルを回転・拡大縮小して閲覧できるため、設計関係者やクライアントへの共有に非常に便利です。また、OBJやFBXなどの形式は、ほかの3Dソフトやシミュレーションツールでの再利用が容易になるため、活用の幅が広がります。

3DCG制作会社を選ぶ際のチェックポイント

3DCGの完成度や表現の方向性は、依頼する制作会社によって変わります。自社の目的や予算に合った会社を選ぶことが、満足のいく成果につながります。
ここでは、選定時に押さえておきたい基本的なチェックポイントをご紹介します。

得意としているジャンル

3DCG制作会社には、それぞれ得意とするジャンルがあります。建築・インテリアに強い会社もあれば、アニメーションやゲーム、製品ビジュアルを専門とする会社も存在します。自社の目的に合ったジャンルを得意とする制作会社を選ぶことで、表現力や完成度の高い成果物が期待できるでしょう。過去の制作実績やポートフォリオを確認し、自社が求めるテイストやクオリティと合致しているかを見極めることが重要です。

技術力と対応力

3DCG制作においては、高い技術力と柔軟な対応力の両方が求められます。モデリングやレンダリングの精度はもちろん、表現の細やかさや仕上がりの美しさは技術力に直結します。
また図面や仕様を正確に読み解く技術力も重要になります。
さらに、仕様変更や急な要望に対して、どれだけ柔軟に対応できるかも重要なポイントです。過去の実績やクライアントの声を参考にしながら、技術面だけでなく、コミュニケーションのスムーズさや対応の早さもチェックすると安心です。

費用

3DCG制作の費用は、内容やクオリティ、納期によって大きく変動します。安価なプランに惹かれて依頼したものの、希望する品質に届かなかったというケースも少なくありません。見積もりの内訳や料金体系が明確であるかを確認し、費用に見合った成果物が期待できるかを見極めることが大切です。
また、追加費用の発生条件や、修正対応の範囲なども事前に確認しておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。

3DCGの制作を依頼できる会社

ここでは、3DCGの制作を依頼できる会社を3社ご紹介します。

AVR Japan株式会社

AVR Japan株式会社は、AR/VR/MRを核としたXRソリューションを提供するグローバルな制作・開発企業です。産業、医療、教育分野に強みを持ち、「CORE」産業用メタバースプラットフォームや、誰でも直感的にARコンテンツを作成できる「Misterine Studio」など、ノンプログラミングで利用可能な自社ツールを展開しています。また、VR背景のリアルタイム合成が可能なバーチャルプロダクション技術や、海外開発パートナーとの連携による多国籍体制も大きな特色です。経験豊富な実績と最新技術への対応力が魅力の企業です。

株式会社プルークス

株式会社プルークスは、動画制作とマーケティング支援をワンストップで提供する制作会社です。企業紹介、商品PR、採用、IR動画、3DCG動画など幅広いジャンルを手がけ、累計2,000社・7,000本以上の実績を誇ります。また、オンライン動画広告に強みを持ち、SNS・ライブ配信・縦型ショートドラマなど最新トレンドへの対応力も備えています。3DCGを含む高クオリティ映像で、企業の「伝えたいこと」を戦略的に訴求できる点が大きな特色です。

株式会社TREE Digital Studio

株式会社TREE Digital Studioは、2021年に複数の映像制作会社が統合して誕生した、企画・撮影・編集・CG・プログラミングまで対応可能な総合コンテンツプロダクションです。各分野のプロフェッショナルが密に連携し、テレビCMや映画、MV、企業展示映像など幅広いジャンルの高品質な映像制作を手がけています。
さらに、AR/VRをはじめとするインタラクティブコンテンツの企画・制作・実装に強みを持ち、イベント・教育・展示・メタバース領域など多用途で活用されています。最新技術によるリアルなVFXやリアルタイムCG、CG実写合成にも対応しており、表現の幅や提案力が豊富です。

3DCG制作はパソナ日本総務部にお任せ

パソナ日本総務部の「3DCG制作」では、平面図や写真、イラストなどの素材をもとに、実写クオリティの静止画・動画を制作します。商品や構造物の外観だけでなく、透視表現を用いて内部構造や躯体物のリアルな再現も可能。これらの特徴を活用した建築パースの3DCG化による表現や、特に安全教育用の動画は、業務上の事故事例や災害事例などをわかりやすく示す臨場感あるコンテンツとしてこれまでも高く評価されています。

また、プロモーション動画や会社PR映像においては、企画・ヒアリングから、コンテンツ制作(撮影・編集・ナレーション・テロップ挿入など)や3DCG合成まで、トータルプロデュースが可能です。SNS対応やナレーション録音にも対応し、幅広い業界・用途で活用されています。

さらに、VRやWebVR、AR、バーチャルイベントなどにも対応しており、目的に応じた柔軟な制作体制を整えています。3DCG制作の依頼をご検討中の企業担当者の方は、ぜひパソナ日本総務部へご相談ください。

まとめ

3DCGの基本的な制作方法・依頼先を選ぶ際のポイントをご紹介 事務員女性

3DCGは、視覚的な説得力やシミュレーション精度を高めるだけでなく、さまざまな用途に対応できる強力な表現手段です。しかし、高品質な3DCG制作には専門知識と技術が必要で、社内だけでの対応は簡単ではありません。目的に合った制作会社に依頼することで、効果的かつ効率的に質の高い成果物を得られます。3DCG制作を検討中の企業担当者の方は、ぜひ外注を視野に入れてみてください。

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