オフィス環境を改善するメリットは?効果や改善事例・アイデアをご紹介

「オフィス」「職場」と聞いて、どのような空間を思い浮かべるでしょうか。ラウンジや休憩スペースが設置されているような快適な空間ではなく、ただ机が並んでいるだけの無機質な空間を思い浮かべた場合は、オフィス環境について一度考えてみると良いかもしれません。オフィス環境は、従業員の作業効率に大きな影響を及ぼし、従業員が感じる仕事上のストレスは、オフィス環境の改善により軽減できるとも言われています。社内の生産性や作業効率の改善を図る際には、ビジネスツールのような「ソフト面」だけでなく、オフィス環境および「ハード面」の見直しも重要です。
今回は、オフィス環境を改善するメリットや環境改善が必要なオフィスの特徴、改善するためのアイデアなどをご紹介します。
オフィス環境の改善で得られるメリット
オフィス環境を整えることで、従業員の働きやすさが向上し、さまざまなメリットが期待できます。ここでは、具体的な例を挙げてご紹介します。
業務効率の向上
オフィス環境を整えることは、業務効率の向上につながります。たとえば、備品や資料の収納場所が整理されていれば、必要なものをすぐに手に取ることができ、業務にかかる時間を短縮できます。
また、担当者の引き継ぎや不在時にも、周囲の従業員がスムーズに必要な備品・資料を見つけて対応できるため、予期せぬ欠勤や退職が発生しても慌てずに業務を進められます。
このように、基本的な整理整頓やルール決めであっても、長期的に見れば日常の作業の効率を高め、時間のロスを最小限に抑えることにつながります。
ストレスの低減
オフィス環境の改善は、従業員のストレス軽減にも寄与します。厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職業生活に強いストレスを感じていると回答した労働者は約7割にのぼり、多くの人がストレスを実感している現状が示されています。
職場の物理的環境や設備、快適性も従業員の心理的負担に影響を与える要素です。オフィスの騒音、照明、温度、空間の使い勝手といった環境要因が改善されると、ストレスを感じにくい環境となり、集中力や満足感の向上が期待できます。
参照
創造性の向上
Google社をはじめとした海外の巨大IT企業では、一般的な企業の想像を超えるようなオフィス環境が整備されています。
Google社は企業としてのイノベーションを生み出すために、従業員の創造性向上を目指しており、一見仕事と関係のない設備への投資にも力を入れているようです。
たとえば、ゲームコーナーや完全無料の社員食堂が完備されており、仮眠室や瞑想室なども常設されています。独創的なオフィス環境の整備に取り組むことで、長期的な視点での利益向上につなげようとしているのです。
必ずしも同社のような大規模な取り組みではなくても、「ただ仕事をするだけの空間」ではないオフィスづくりに取り組むことで、創造性を向上させるというメリットが生まれると言えるでしょう。
コミュニケーションの活性化
オフィスのレイアウトや共用スペースを工夫することで、社員同士が自然に顔を合わせやすい環境を作ることができます。たとえば、休憩スペースや共有デスクが整備されていると、業務の合間に気軽な会話や情報交換が生まれやすくなります。これにより、チーム内での協力体制や意思疎通が円滑になり、日常業務の効率化や新しいアイデアの創出にもつながります。
従業員エンゲージメントの向上
オフィスは企業が目指すべき方向性や姿勢を体現する場でもあります。企業の価値観やカルチャーが視覚的に表現されることで、自社に対する従業員の理解が深まり、誇りや愛着が育まれる他、組織全体の一体感強化にもつながります。これによりチーム全体での協力が進み、業務効率やプロジェクトの成果向上など、組織全体のパフォーマンス改善にもつながります。
採用促進・離職の抑止
オフィス環境の質は、採用や離職防止にも影響します。近年の求職者は、快適で機能的な職場を企業選びの重要なポイントとして重視しており、大学や学習環境でも整った施設が当たり前になっていることから、職場環境への期待も高まっています。作業しやすく、交流や情報共有がスムーズなオフィスは、社員にとって魅力的な職場となり、入社意欲を高めるだけでなく、離職率の低減にもつながります。
企業イメージの向上
オフィス環境の整備は、社内外に対する企業イメージの向上にもつながります。清潔で快適な職場や洗練されたオフィスデザインは、来客や取引先に好印象を与えるだけでなく、企業の価値観や従業員を大切にしているという姿勢を示す手段にもなり、自社に対する信頼感や印象の向上にも寄与します。
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環境改善が必要なオフィスの特徴
ここでは、環境改善が必要なオフィスの特徴をご紹介します。各国に比べて労働時間の長い日本においては、これらが与える影響は無視できません。
1. プライバシーへの配慮が欠けている
他者の視線が常に気になる環境では、集中しづらく、ストレスを感じる従業員も少なくありません。オフィスでは円滑なコミュニケーションが求められる一方で、業務内容や個人の特性によっては、一人で落ち着いて作業を進めたい場面もあります。そのような中で、周囲の視線を過度に意識せざるを得ない環境は、心理的な負担につながりやすいと言えます。
また、人が強いストレスを感じる要因のひとつに「パーソナルスペース」があります。これは心理的な縄張りを指し、一定の距離が保たれていない場合、無意識に緊張を感じやすくなります。しかし、国内オフィスで一般的なデスク配置では、十分な距離を確保しにくいケースも多く、結果として落ち着いて働きにくい環境になっていることもあります。
このように、プライバシーへの配慮が不足しているオフィスは、集中力や快適性の面で課題を抱えやすい特徴があると言えるでしょう。
2. 雑音が聞こえる・静かすぎる
オフィスの音環境は、従業員の集中力や働きやすさに大きく影響します。雑音が多い空間では、キーボードのタイピング音や周囲の会話、機器の動作音などが気になりやすく、作業に集中しづらくなることがあります。特に、音が断続的に発生する環境では、注意が分散されやすく、業務への没入を妨げる要因となりがちです。
一方で、あまりに静かすぎるオフィスも課題を抱えています。過度な静寂は、周囲の些細な物音や自分の動作音を強く意識させ、無意識の緊張につながることがあります。また、声を出すこと自体に気を遣ってしまい、心理的な負担を感じたり、従業員同士のスムーズな関係性構築を妨げてしまうケースも少なくありません。
このように、雑音が多い環境も静かすぎる環境も、いずれも働きにくさの原因となりやすいです。
3. 室内が暑すぎる・寒すぎる
オフィスの温度環境は、従業員の集中力や作業効率に大きく影響します。室内が暑すぎると不快感から集中が途切れやすくなり、寒すぎる場合には身体がこわばり、業務への意識が分散してしまうことがあります。温度に対する感じ方には個人差があるため、一律の設定では不満が生じやすい点にも注意が必要です。
また、空調の効きにムラがあるオフィスでは、席によって快適さが大きく異なり、業務への支障や不要なストレスにつながる場合もあります。こうした状態が続くと、働きにくさを感じやすくなるでしょう。
4. 室内が暗すぎる
照明が暗すぎるオフィスでのパソコン操作は、モニターの光量の関係から眼精疲労を起こしやすくなります。また肩こり・頭痛・倦怠感などの症状も現れがちです。オフィス空間が薄暗いと、その場の雰囲気まで重苦しく感じることもあります。従業員の働くモチベーションにも影響する可能性があるでしょう。
一方で、照明が明るすぎてまぶしく感じるような空間も、目の疲れを引き起こします。
暗いスペースと明るいスペースの明暗の差が強すぎることも、視神経への負荷が大きいと言われているため注意が必要です。
5. 空気環境がよくない
オフィス環境におけるストレス要因のひとつとして、空気環境の良し悪しは見過ごせません。空気中に不快なにおいが漂っていると、集中力が低下しやすくなり、無意識のうちに心理的な負担を感じることがあります。特に、喫煙によるにおいや生活臭、機器から発生するにおいなどは、不快感につながりやすい要素と言えるでしょう。
また、換気が不十分なオフィスでは、空気がこもりやすく、湿気やカビ由来のにおいが発生することもあるほか、冬場には乾燥により体調不良を引き起こす可能性もあります。このような状態が続くと、職場全体の快適性を損なう要因となりかねません。
6. 動線が確保されていない
オフィス内の動線が十分に確保されていない場合、日常業務の中で小さな不便やストレスが積み重なりやすくなります。通路が狭かったり、備品や書類が通行の妨げになっていたりすると、移動のたびに立ち止まる必要が生じ、業務の流れが途切れがちになります。
また、人の行き来が多い場所にデスクや複合機が配置されていると、通行による視線や物音が気になり、集中しにくくなることもあります。こうした環境は、作業効率の低下だけでなく、無意識の緊張や疲労につながる可能性もあります。
7. オフィス内設備が汚れている
オフィス内設備の汚れからストレスを感じる人もいます。特にトイレの汚れに強い不快感を抱く人は多いでしょう。しかし、オフィスのトイレを使用せずに一日働くのは現実的ではありません。誰もが使用するトイレを清潔に保つことは、基本的なことでありながら従業員満足度の向上にもつながる重要なポイントです。
不衛生な環境は、精神面だけでなく身体面にもダメージを及ぼす可能性があります。エアコンや加湿器といったオフィス内設備の手入れ不足によってハウスダストやウイルスが繁殖し、従業員の喘息やアレルギーを引き起こすこともあるでしょう。
さらに、掲示しているポスターが剥がれていることや、共有スペースやデスク、椅子などが汚れていることも、ストレス要因になり得るでしょう。
多くの従業員が共有する設備や備品については、企業側がしっかりと管理・メンテナンスすることが大切です。
オフィス環境を改善するためのアイデア8選
では、実際にオフィス環境を改善するためには、まずどのような点から着手すべきでしょうか。ここでは、改善のためのアイデアを8つご紹介します。
チームと個人、両方の領域を確保する空間をつくる
プライバシーが保たれていない環境では集中力が低下しがちです。とはいえコミュニケーションが取りにくい環境では、思わぬ認識のズレや人間関係に軋轢を生むといった事態を招きかねません。
そのため、オフィス内ではプライバシーを確保できる領域と、コミュニケーションを取りやすい領域の両方をバランスよく設計することをおすすめします。
休憩スペースを設置する
快適なオフィス環境には、休憩スペースの設置も重要です。従業員にとっては休憩時間を自分のデスクや持ち場で過ごすよりも、一時的にでも別の場所で休むほうがリフレッシュにつながり、休憩後の生産性維持にも効果的です。
休憩スペースは、ゆとりのある清潔な空間であることが基本です。コーヒーやお茶を飲めるカフェスペースやミニキッチン、簡易パーティションのついた仮眠場所などを準備するのも良いでしょう。観葉植物や花などのグリーンを取り入れることでも、リラックス効果につながります。
さらに、休憩スペースに円卓やホワイトボード、共有で使用できる文具コーナーなどを設けるのもおすすめです。こうしたスペースには自然と従業員が集まりやすくなるため、部署を越えた人同士が自由にコミュニケーションを図ることができます。ストレス解消だけでなく、新たなアイデアの創出も期待できるでしょう。
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音環境を整える
オフィスの音環境は、集中力や心理的な快適さに大きく影響します。話し声や機器音が気になりやすい場合は、吸音素材の導入やレイアウトの工夫によって音の広がりを抑えることが有効です。一方で、静かすぎる空間では緊張感が高まりやすいため、用途に応じて環境音やBGMを取り入れるなど、音のバランスを意識することが重要です。業務内容に合った音環境を整えることで、働きやすさの向上が期待できます。
空調環境を改善する
空調環境は、オフィスの快適性を左右する重要な要素です。室温や湿度が適切でない状態が続くと、集中力の低下や体調不良につながることもあります。特に、座席位置や時間帯によって暑さ・寒さの感じ方に差が出やすい点には注意が必要です。空調設備の設定や気流を見直し、室内全体で温度差が生じにくい環境を整えることで、従業員が安定して業務に取り組みやすくなります。
照明設備を見直す
オフィスの照明は、暗すぎず明るすぎない適切な明るさを保つことが重要です。照度が合わない環境では、目の疲れや集中力の低下を招く可能性があります。窓からの自然光を取り入れることで、空間全体がやわらかく明るくなり、時間帯によるリズムも感じやすくなります。あわせて、時間帯に応じて色温度や明るさを調整できるサーカディアン照明を導入することで、心身への負担を抑え、快適に働ける環境づくりにつながります。
香りを取り入れる
オフィスに香りを取り入れることで、空間の印象をやわらげ、気分転換につながる場合があります。ただし、香りの好みや感じ方には個人差が大きいため、使用する場所や香りの強さには十分配慮する必要があります。
まずは芳香を加える前に、換気や消臭、除菌などによって空気環境を整えることが前提となります。そのうえで、共用スペースなど限定的な場所に、控えめで自然な香りを取り入れるなど、無理のない形で検討すると良いでしょう。
業務に最適なオフィスレイアウトを設計する
オフィス環境を改善するうえで、まず実行すべきは業務に適したレイアウトの設計です。職種や業務の目的に合わせて、使い分けができるのが理想です。
たとえば、企画やブレインストーミングを行いたいときには、座席を定めないフリーアドレス型のレイアウトがおすすめです。自由に席を変えられるため、都度コミュニケーションを図りたい人と席を並べて、部門を越えた意見交換を円滑に行うことができます。マンネリの解消やイノベーションの創出にもつながるでしょう。
また特定のタスクに集中したい場合には、余計な情報がシャットダウンされるように各座席を区切るブース型のレイアウトがおすすめです。
このように、それぞれの業務内容によって異なるニーズを汲み取ったうえでオフィス環境の改善を進めていくと良いでしょう。
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機能性の高いオフィス家具を選ぶ
オフィス家具は、デザイン性だけでなく機能性を重視して選ぶことで、働きやすい環境づくりにつながります。たとえば、作業内容に合った広さのデスクや、姿勢や体格に合わせて調整できるチェアは、日々の業務負担を軽減します。近年は、立ち座りを切り替えられる昇降デスクなど、健康面に配慮した家具も注目されています。加えて、レイアウト変更がしやすい会議用テーブルや、吸音パネル・個室型ブースなどを活用することで、集中とコミュニケーションの両立もしやすくなります。
自社の働き方に合った家具選びが、快適なオフィス環境の基盤となります。
置くだけ!すぐにできるオフィス環境改善グッズ
オフィス環境改善のために、手軽に導入できるグッズを活用するのもおすすめです。中には置くだけですぐに実践できるものもあるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
観葉植物
観葉植物は、オフィスに手軽に取り入れやすい環境改善アイテムのひとつです。植物の緑は視覚的にやわらかな印象を与え、リラックスしやすい雰囲気づくりに役立ちます。無機質になりがちなオフィス空間に自然の要素を加えることで、気分転換や集中しやすい環境につながる点も特徴です。
設置場所は、個人のデスクや会議テーブルなど、視界に入りやすい位置から始めると良いでしょう。あわせて、日陰や乾燥、寒さに強く、管理の手間が少ない品種を選ぶことが重要です。土を使わないタイプであれば衛生面にも配慮しやすく、オフィス環境に適しています。
自然音やオフィスBGMの導入
自然音やオフィス向けBGMを取り入れることも、手軽に始められる環境改善策のひとつです。静かすぎたり、雑音が気になることで居心地の悪さを感じる従業員も一定数いることから、誰もが受け入れやすい川のせせらぎや鳥のさえずりといった自然音、作業を妨げにくいBGMをオフィス全体に流す方法も広がっています。工事不要で設置できるサービスも多く、導入しやすい点も特徴です。
無料や低価格のドリンクやお菓子の設置
無料または低価格のドリンクやお菓子を設置することは、手軽に取り組めるオフィス環境改善策のひとつです。フリーアドレスが一般的になる中、飲食スペースをきっかけに部署を越えた会話や情報交換が生まれやすくなります。気軽に立ち寄れる場があることで、コミュニケーションの活性化や従業員満足度の向上も期待できます。また、日常的に消費できる飲食物は、災害時の備蓄として活用しやすい点もメリットです。
オフィス環境を改善するための3つのポイント
オフィス環境の改善には、下記の3つのポイントを押さえることが重要です。
従業員の意見をしっかり取り入れる
オフィス環境の改善に取り組む際は、従業員の意見をしっかりと取り入れることが大切です。日ごろ、業務に従事するうえでどのような点を改善してほしいと感じているのかがわかれば、より効果的な改善策を実施できます。
担当者の思い込みや経営層の予算ありきの対策でオフィス改善を行うと、現場の実情に合わず「改悪」となるケースも考えられます。的外れな改善策では従業員からの評価を得られず、結果としてモチべーションや生産性の向上なども難しくなります。
そのためオフィス環境の改善にあたっては、実際に働く従業員の意見を取り入れてプランを計画することが非常に重要なポイントだと言えるでしょう。現在のオフィス空間の動線、音や臭い、照明など、具体的なポイントを押さえてヒアリングを行うことをおすすめします。
他社の事例を参考にする
自社のオフィスにどのような改善が必要かわからない場合は、オフィスの外に目を向けてみることも大切です。オフィス環境の改善について他社がどのように行っているかという事例を参考にして、自社の改善ポイントを検討してみると良いでしょう。
インターネットで他社事例の情報を収集する場合、奇抜なアイデアが目に留まりがちです。そこで自社の事業や社風などと照らし合わせ、従業員に事例を見せて感想を聞くなど、現実的に進めていくことが大切になります。複数の事例の参考になるポイントを組み合わせて、より良い改善案を見出していくことが重要です。
専門業者に相談する
オフィス環境改善の専門業者であれば、自社内では気が付かない改善策の提案を期待できるでしょう。オフィス移転やフロアレイアウトの変更といった実績を多く持つプロの視点で、自社のニーズを叶えながらより良いオフィス環境の構築をサポートしてくれます。
たとえば、パソナ日本総務部のCOMOREBIZ(コモレビズ)では、オフィスのワークスペースをまるで木漏れ日の中にいるような心地良い環境に生まれ変わらせることができます。人間は自然に触れると本能的にやすらぎを感じるという「バイオフィリア理論」による、コモレビズ独自のソリューションです。空間設計と植物のプロの手によって、植物の配置はもちろん、自然音やアロマの香り、木材の手触りといった、人の五感に働きかける要素を用いて空間をトータルコーディネートしていきます。
コモレビズの導入効果としては、従業員の集中力の向上やコミュニケーションの創出などによる生産性の向上が挙げられます。加えて、グリーンを取り入れた空間デザインや穏やかな職場の雰囲気は、求職者にとっても「ここで働きたい」と魅力的に映るでしょう。結果として、優秀な人材を引き寄せる効果にもつながります。
オフィス環境改善の事例紹介
最後に、オフィス環境の改善に取り組む企業の事例を取り上げます。
ご紹介する事例は、あくまでもその組織に合ったオフィス環境であり、すべてを参考にできるとは限らないものの、自社オフィスの整備について考えるうえでヒントとなるはずです。
健康やリフレッシュを重視したオフィスづくりの事例
あるIT系企業では、従業員の心身のコンディションに配慮し、運動やリフレッシュができる設備をオフィス内に設けています。軽い運動ができるスペースや、食材や栄養バランスに配慮した社員食堂を整備することで、気分転換だけでなく、集中力や生産性の向上も目指しています。こうした取り組みは、日常的に無理なく健康を意識できる環境づくりにつながっています。
コミュニケーションと創造性を促すオフィスの事例
製造業や研究開発を行う企業の中には、生産性向上や知識創造を目的としてオフィスを再設計するケースも見られます。従業員が部署や役割を越えて自然に集まれる共有スペースを設けることで、偶発的な会話や情報交換が生まれやすくなり、アイデア創出やチーム間連携の強化につながっています。
まとめ
オフィス環境を整備することには、さまざまなメリットがあります。だからこそ、多くの企業が従来の画一的なオフィスから、工夫を凝らした独自のオフィス環境づくりに取り組んでいます。
とはいえ、実際に自社の状況に合うオフィスの改善案が思い浮かばなかったり、オフィス環境をどのような面から改善すれば良いかわからない場合もあるでしょう。
そこで、エビデンスに基づくストレス軽減の効果が実証されている、バイオフィリックデザイン・ソリューション「コモレビズ」の導入をおすすめします。
科学的エビデンスに基づき、自然要素を取り入れた空間デザインを行い、見栄えや居心地の良さだけではなく、従業員のストレス軽減や集中力向上など、ウェルビーイングの向上に寄与するサービスです。オフィス環境に課題を感じる経営層や総務担当者の方は、ぜひご相談ください。






